IT業界のエンジニアは、本来働く場所にこだわる必要はありません。それは昨今のコロナ禍において、リモートワークが充実してきたことからも確かだと言えるでしょう。
しかし、エンジニアとして働くうえでは都心の方が魅力が高いのが実情です。都心は交通の利便性や商業文化施設が整備されており、生活していくには便利なエリアであることが挙げられます。
唯一の欠点としては何かと出費があることですが、見方を変えれば出費以外はそこまで欠点がないとも言い換えられるでしょう。
また、これはIT業界に限った話ではありませんが、求人数も都心がその数を圧倒しています。企業は都心に集中する傾向にあり、東京一極集中は今後も続くことが予想できるでしょう。そうした状況を勘案すると、都心の求人は量と質ともに上昇傾向にあります。
さらに、都心は多くの人材を必要とすることから、囲い込むために結果として賃金が上がりやすい状況です。高いスキルを持つエンジニアに高い報酬を支払うのは常なので、収入アップを目指したい人は都心の求人を探してみるのが良いでしょう。
もちろん、地方における求人の質が悪いわけではありません。近年では地方にも企業が進出してきており、比較的探しやすくなってきている傾向にあります。
とはいえ、先進的なプロジェクトや大手企業はやはり都心に集中しているのが現状です。東京の中でも特に渋谷はIT業界のベンチャー企業が多く、自分の理想とする求人を見つけやすいでしょう。